デジタル一眼レフで撮った梅をアップしました。今年の3月10日に京都の北野天満宮と京都御苑で撮影した梅ですが、暖かかったため少しピークは過ぎていました。北野さんでは本殿前の紅梅が素晴らしいのですが、この木の花もかなり痛んでいました。そのためアップはあきらめ回廊の灯籠や庇を入れて広角で狙った次第です。北野さんにはしばらく来ていなかったのでいつ交換されたのかわからないのですが、軒先に吊られた灯籠がまっさらになって金色にまぶしく光っていました。そのためにこの写真は何か絵画的で幻想的な雰囲気になっております。あとはお堂や建物をバックに広角で撮りましたが、きれいな枝を見つけてはマクロでアップしました。
マクロはNikonの200mmですが、画角が1.5倍なので300mmになってかなり迫力があります。私はすべてRAWモードで撮影してからNikonのキャプチャー4というソフトを使って現像しておりますが、このソフトほんとに良く出来ていますね。v．4にアップされてからは素晴らしい機能が追加され、特にデジタルDEEという機能が良く出来ていると思いますね。これはPhotoshop CSにも追加されたハイライトシャドウの機能と同じような物ですが、もっともっと細かい調整が可能な大変すぐれたものだと思います。今回アップした回廊での写真は逆光状態で、灯籠や庇がシルエットになりますが、このシャドウ部をハイライト部分はそのままで明るく起こしてくれました。余り強くすると不自然ですが、金色に輝く灯籠がよみがえり何か幻想的な感じになったと思います。この機能が追加されたことで逆光写真も露出に悩まされることなく撮影出来るようになり、撮影枚数が増えました。